高見由香さんの個展、始まりました。
色の温度
そのタイトルが表すように、見事な色のグラデーションの世界がギャラリーいっぱいに広がっています。
色
といっても、特に光の色。
高見さんが抱く色から完成形(織りあげた布)のイメージが創り上げられ、
その完成形に向かって、まず糸を染め、経糸を構成して機にかけ、織りあげていく。
緻密な構想と技術によって、最初に抱いたイメージの布が織りあがっていく。
ストール、額装の布、と見事な「色の温度」の世界が繰り広げられています。
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一方、毎回好評の巻き物。
マフラー、ショール、ストールも充実しています。
二重織りストール 夕暮れブルー。
こちらは、同柄で大判もありますが、こちらは羽織るのも首元に巻くのにも適したサイズ感。
(約27cm×156cmと約28cm×165cm)
夕暮れの一瞬の青と桃色の時間が布となって。
あわい
冬の日
今回、すべてカシミヤで織り上げられています。
冬の日に
シリーズ。
薄手なので、大判でも首元に巻くのも心地よく。
白、ベージュ、グレー、ネイビーとベーシックカラーが冬の日をあたたかく包んでくれます。
プラム
ウォーター
草の穂
夜更け
二重織りの160㎝前後の長さのストール
あじろ変形文様の薄手のカシミヤのストール。
こちらも首元に巻き巻きここちよく。
高見さんの人気のシリーズ、バード。
白系でひとつずつ微妙な違いがあって、鏡であててみるのも楽しい。
サイズもうんと小さなネックウエアからふんわり羽織るストールまで。
こちらは黒鳥。
真っ黒!
経糸、緯糸が黒で、バードの織をするのは、どれほどのことでしょう。。。
午前中しか織れません!とおっしゃっていました。目が利かなくなりますよね。
こちら、織りあがると、作家、作り手、アーティスト系が特に選ばれるとのこと。
今回、よいサイズのものが1点ありますので、ご希望の方はどうぞお早目に。
そして、一見シンプルにも見えるナナメストライプの巻き物。
でも、高見さんのこと。
ただシンプルには織ってはないのでした。
ナナメのところを凹凸を出して織りあげてあるので、実物は質感が豊かで面白いのです。
巻くと一層表情が楽しく。そして空気をはらむのであたたかく。
グレー、ベージュ系のおおきめなものから小ぶりなものまで。
巻き物活躍のシーズン到来。
高見由香さんの「色の温度」
美術館鑑賞のような気持ちになれる大作、額装作品から、巻き巻きを楽しめる手織り布まで。
ご来場をお待ちしています。
金曜日のみお休みで、11時から18時まで(最終日16時まで)です。