北ドイツ・リューベックへ

クリスマス前のデンマーク。
それはそれは素敵です。

何回訪ねたことでしょう。
今年はあいにく渡航できないのでザンネンなのですが、画像を整理していたら、しばらく見当たらなかった2015年の旅のものがどっと出てきましたので、整理がてら記録を兼ねてここに残したいと思います。

コペンハーゲンとヘルシンゴーに泊まって、クリスマスマーケットやルイジアナ美術館、オードロップゴー美術館、工藝美術館などを訪ねたあと、初めての地へ。

この旅は、二度とできない旅。
というのも、コペンハーゲンから、ドイツのハンブルクまで走る「渡り鳥ライン」と呼ばれたルートが廃止になってしまったから。

途中、電車から全員フェリーに移動させられて、電車ごとフェリーでドイツに渡るというダイナミックな素敵な電車&船旅。
乗っておいてよかったなぁ。

12月11日
コペンハーゲン中央駅から乗り込み、Roedbyから、電車からフェリーに移動して、電車もフェリーに乗り込んで海を渡るルート。

フェリーの中のレストランでカールスベアを。

ドイツのPuttgardenからはまた電車の元の席に戻って、私はリューベックで下車、その日の宿へ。
ドイツで泊まるのは初めて。
昔むかしインテリア雑誌で、北ドイツの古い家族経営の素敵な宿、というような特集が心に残っていて、その雰囲気のホテルを探して予約しておきました。

Hotel alten Stadtmauer, Lübeck
検索してみたら、今も同じ感じで運営されているよう。

エレベーター無しで上階までスーツケースを運ぶのはちょっと大変でしたけれど、個人経営の宿ではよくあることなので慣れました。
イエローを効かせた素敵な宿、居心地もとってもよかった。

夕方に到着して、すぐに向かったのはクリスマスマーケット。
ドイツのクリスマスマーケットは初めて。

デンマークでは見たことがなかったサーモンの調理

学校のクラブ活動かな、ブラスバンドの演奏。

コペンハーゲンよりアットホームな感じで(観光客があまりいない感じなので)、
けれどそれなりの規模感があって賑わいのクリスマスマーケット。
ホットチョコレートを片手に歩き回りました。

翌朝。
ホテルの朝食がとても好き。
特に家庭的な宿。
ここでも品数豊富なビュッフェでした。
マジパン入りの本場のシュトーレンも堪能。

スーツケースを転がしながらリューベック駅へ。
鉄道でハンブルクに向かい、ハンブルクで乗り換えて北上。
デンマークへ向かいます。

次の宿は、Yチェアーで有名なハンス・J・ウェグナー(Hans Jørgensen Wegner)が生まれ育った国境の町Tønder(トゥェナー)へ。