今週末から、吉田史さんの個展が始まります。
2016年、小舟町のヒナタノオトで初めて取り組んでくださった個展。
多くは七夕の季節に年に一度、回を重ねて今年10回目を迎えます。
ひとりの作家のお仕事をこうして継続的にご紹介させていただけることは、ギャラリーにとっても大きな喜びです。
作家、吉田史さんに敬意と感謝を、ファンのお客様にあらためて御礼を申し上げます。
吉田史さんは、この10回展に向けて並々ならぬ取り組みをしてくださっています。
ヒナタノオトでもそれにお応えし、佳き風を送りたく、非力ながら水面下でさまざまにワークをしています。
そのひとつ、インタビュー映像を公開いたしました。
「作っていられる」
「作っていていいんだ」
史さん、出会ったころからよくこうおっしゃいます。
そして、9分18秒からのお話し、特にグッときましたが、皆様にはどうでしょうか。
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出会いは2014年の「工房からの風」。
これがまさに作家デビューだったとのことです。
後で伺えば、この会で結果が出なかったら、作家活動を始められなかったかもしれない。
金工を続けていけなかったかもしれない。
そんな覚悟で臨まれたそうです。
結果は史さんが思い描いた以上の手ごたえとなり、今に続いていくことに・・・。
(それは弛まぬ努力があってこそですね!)
この時の愛らしい史さんの表情、画像をいただいたので、こちらにも。
(このころはいつもオーバーオール、ツナギの史さんでした!)
10回展のタイトルは、「OLD TO NEW」。
吉田史さんの屋号、ブランド名でもあります。
普遍的に続く自然のものへの敬意と憧憬。
そこから得たインスピレーションから、金工作家である吉田史さんを通して生まれてくる新たなかたち。
10回目にして初めての英語のタイトル。
過去9回は、美しい日本語でした。
史さんのインスタグラムにわかりやすく美しい画像がありましたのでこちらに拝借いたします。
その日本語と共に、懐かしくも美しき作品の数々。
1点物も多く、以後制作されていないものもあるのですが、今回特別にすべてを制作展示くださることになりました。
(すべてがまったく同じではなく、変化、進化されています)
10回展の新作、いばら姫からイメージを膨らませた作品に、作り続けられる人気の定番作品をはじめ、
過去最大数の充実の作品構成で臨まれます。
吉田史さんの在店は、
6/28(土)・29(日)・7/1(火)・3(木)・5(土)・6(日)
(7/1,3 は 16:00まで)
となっております。
お願い
店内撮影、携帯電話の使用は固くお断りさせていただきます。
ご自身のお求め以外(転売など)のご購入はお断りさせていただきます。
予約制とはいたしませんが、状況に応じて、ギャラリー内のお客様人数の調整をさせていただきます。
混みあう状況の節は、なるべく多くのお客様と作家がお話しができますように、
長時間のご注文の承り等ご遠慮いただき、譲り合っていただく場面が生じるかもしれません。
何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。
あらためて基本情報です。
6/28(土)〜7/6(日)
11:00~18:00
会期中 月曜・金曜 休み
最終日 16:00まで
今週末は、沖澤真紀子さんの展示と、ぬいとりさんのpop upを、店内前方でご覧いただきます。
また、茅乃舎さんから引き続きの作品もご覧いただけます。
(すべてを展示できておりませんので、ご希望の作品がございましたら、お申し付けくださいませ)
作り手の魅力でホカホカのヒナタノオト。
状況に応じて、適切に店内きちんと冷やして皆様をお迎えいたします。
ncafe.tsubomiさんの薬膳茶、冷やしてもおいしいのでこちらもご用意いたします。
(混雑時などお出しできない場面があるかもしれませんが、ご容赦ください)
と、私たちスタッフ一同も待ちきれないアニバーサリー展ともいえる個展。
ご来店をお待ちいたしております。