Q1
ろう(蝋)を素材として、心に新鮮な風を渡らせてれる落合可南子さんの作品。
灯を灯しても、灯さずとも、目に、香りに、心に、ふわっと奏でられるものがあります。
初めても明日館での展示には、どのような作品を出品くださいますか。
A1
「暮らしに寄り添う自然美」を意識に、今展は今年出したばかりの新作をお持ちいたします。
「小石の灯火」
小さな灯りの3個セットの小石モチーフの灯火。
石拾いをするかのようにお好きな小石の灯火をご自身で選んで頂ける作品です。
「Nanuka | 七日ーなぬか」
Nanuka、とは古語で七日を意味する名詞の「なぬか」
「朽ちゆく美」をテーマに創作した作品は7粒の欠片の灯火になっています。
1粒7分間だけの灯り 。
咲き誇る花が寒い季節に朽ち始めるのが7日目。
花弁が地面に落ちる瞬間が尚美しいと思うのは、終わりの先には始まるの光が訪れるから。
そんな日常の潜む美しさを灯火に込めました。
「人、人」
人と人とのご縁、巡り合わせをイメージした
香るオブジェクト
出逢うことで生まれる新たな景
そんな心弾む浮遊感
転がることで描きだす弧は止まることなく
あなたにやわらかな日々を
そんな願いを込めたオブジェクトです。
Q2
クリスマスにお薦めしたいものごとや、心に残るクリスマスの食べ物やイベントについて教えてください。
A2
オススメの食べ物で、日本橋にあるBank Bakeryさんのシュトーレン 、甘さと酸味が絶妙でクリスマスまでの高揚感を高めてくれます。
心に残るクリスマスは子供が生まれてから毎年のクリスマスです。
子供と一緒にサンタさんへのお手紙を書いたり、サンタさんに贈るクッキーを焼いたり、
毎年子供からのワクワク感をもらえることが幸せな想い出となっています。
明日館講堂は重要文化財のために、直接作品に火を灯してご覧いただくことはできませんが、
その分、イメージをふくらませて、落合可南子さんのろう作品を使うシーンを想い描いてみるのもきっと楽しいことと思います。
落合可南子さんのインスタグラムはこちらです。
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