糸花生活研究所さんからのクリスマス(明日館講堂)

Q1
前回、2022年の同展でも大変好評をいただいた糸花生活研究所さん。
今回はどのような作品を出品くださいますか。

A1

クリスマスプレート

一昨年の「クリスマスに工藝を灯して」の際にはじめて作ったクリスマスプレートは、私たちにとって心に残る作品になり、今展のお話をいただいた際に、まずはじめに取り組みたいと思いました。
お皿というより「額縁と絵」という気持ちで制作しています。
また、プレートではなく手織り道具に描いたものもお持ちします。
こちらは、スウェーデンで出会って以来、形の美しさに惹かれて作り続けている道具で、バンドを織るためのものです。
手織りをする方にも、そうでない方にも、ご興味持っていただけたら嬉しいなと思っています。

花咲くティープレート

クリスマスパーティーの取り皿にも、ケーキのプレートにも、食卓に花を飾るような気持ちで、制作しました。
それぞれ一点ものとなりますので、お気に入りのお花を見つけていただけたら嬉しいです。

手芸道具:(曲木箱・スプールホルダー・メジャー・ツールケース)

私達の仕事の中心にある、自信を持ってお届けできる木製手芸道具を三種選んで、制作しました。
北欧の民芸品から着想を得て作り続けている曲木の箱と、手仕事周りの道具を立てるスプールホルダー、手巻きのグラスメジャーを、お持ちします。

また今回は、自家製の織機で織り上げた布で、手仕事道具を収納するためのツールケースも仕立てました。
スウェーデンのopphämtaという技法と、リボン織りの縫い取り織りの技法を掛け合わせて、木の実の絵柄を織り出しています。
縫い物、織物、編み物、刺繍…、私自身色々な手芸を楽しみますが、どの道具も美しく収まるように、サイズを考え仕立てました。

それぞれ、ぴったりの方の元へ、お届けできましたら嬉しいです。

Q2
クリスマスにお薦めしたいものごとや、心に残るクリスマスの食べ物やイベントについて教えてください。

A1
上の子供が小さな頃から、毎年クリスマスが近づくと、ジンジャークッキーを焼いて、フレーベルの星飾りを折り、部屋に飾ったり友人に贈ったりしてきました。
普段なかなか会えない友人や、いつも子供が仲良しのお友達のお顔を思い浮かべながら、毎年賑やかに作っています。
なにかと忙しくなる時期ではありますが、ささやかだからこそ続けられている習慣かなと思います。

木工作家の洋人さんと、織と彫り絵の真子さんご夫妻。
女の子と男の子の親御さんでもあるおふたりは、前回お子さんとともに会場に来られていましたね。
お嬢さんは、重要文化財!の中でずっと絵本を開いていて、それは可愛らしい光景でした。

お子さんたちと重ねるクリスマスの思い出に、今展もきっと加わっていきますね。

糸花生活研究所さんのHPはこちらです。
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そして、「おばあちゃんの食器棚」への感想を寄せてくださいました。
「こぎんのティーコゼ」のお話しへ。
ぜひお読みくださいませ。
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♬ NEWS
6日金曜日16:15~17:45 講堂ステージで弦楽四重奏の演奏があります。
服を制作する、はまやまいさんをはじめとする多摩美出身の4人。
偶然なのですが、藤原真子さんとはまやまいさんは多摩美の染織科で同級生だったと。
素敵な夕べになりますね。
ぜひ、お出かけください。