nagamori chikaさんからのクリスマス(明日館講堂)

Q1
2019年のデンマークツアーに参加くださったnagamori chikaさん。
カラフルな色合いの手織布を手掛けてこられましたが、今展にはどのような作品を出品くださいますか?

A1

「ウールのブランケット」

デンマークの方が過ごすヒュッゲの時間が静かでありながら楽しく、とても穏やかな気持ちになれると感じました。
お茶の時間や編み物の時間、日常にそっと寄りそい暖かな気持ちになってもらえるものをと織りました。
想像ではありますが、今回は秋冬の森の中のイメージで落ち着いた配色にしています。
ハックレース織でストールを織った際、緯糸に少し太めのラムウール糸を通したサンプルを試したところ程よい厚みの生地ができ「これはブランケットにしたい」と思ったことがきっかけです。

「アルパカショール」

アルパカ糸をベースカラーに、色糸にカシミヤを用いた大判の薄手ストールです。
とてもシンプルな平織りですが、小さなドットで色が見え配色を2色や4色と1枚の中で変えており、巻き方により印象が変わりますので楽しんで巻いていただけたらなと思っています。
アルパカは保温性がとても高いのでお家でブランケットがわりに使って頂くのもおすすめです。

「カシミヤのハックレースストール」

カシミヤのミニストールを織りました。
レースという名の通り、広げて頂くと布の中に光を感じることができます。
他の部分は糸がぎゅっと寄り添いふわふわと厚みを持たせてくれ、カシミヤのなめらかな優しい肌触りととても相性が良いなと感じています。
緯糸の色味が強く出るデザインではありますが、経糸の色が少しずつでも見えかくれしている様子もご覧いただけましたら嬉しいです。

Q2
クリスマスにお薦めしたいものごとや、心に残るクリスマスの食べ物やイベントについて教えてください。

A2
書いて良いものか悩みましたが、、、
子供の頃私の家にくるサンタさんは煙突がないので、ベランダにプレゼントを置いておいてくれました!

書いてよいかを悩むちかさんが愛らしいです!

ビタミンのように心に働きかける色から、こっくりと心を落ち着かせてくれる色。
さまざまな素材と響かせて、バリエーション豊かな作品群ですね。
見ごたえたっぷりなnagamori chikaさんの布、美しい空間で羽織ってみてください。

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