平井岳さん・綾子さんより(漆)

 Q1
福島県猪苗代で、ご夫婦で漆のお仕事に邁進される平井岳さんと綾子さん。
漆の木の植樹から、漆掻き、そして塗りまでまさに「漆尽くし」!な日々のお二人です。
昨年に続き、今展にも出展いただきますが、どのような作品をお出しくださいますか?
A1
日々の食卓に馴染む普段使いの漆器を多く出品します。

中でも顔料等を入れない漆を木地の上に塗り重ねた『溜塗り(ためぬり)』のお椀は様々なサイズや形をお持ちします。

汁物だけでなく、ご飯や煮物などを盛りつけたりと幅広い用途でお使いいただけますので、
ぜひご自身の定番メニューにぴったりの器や、新しい献立にチャレンジしたくなるような器を探してみてください

Q2
茅乃舎さんの商品を使って作るお気に入りのお料理がありましたら、教えてください。

A2
茅乃舎さんのホームページで紹介されていたレシピで作った、そら豆ご飯です。

私は豆が大好物なのですが、中でも生のそら豆は今の季節にしか食べられない特別な食材です。
使うのは出汁パックと少しの調味料だけのシンプルな味付けだからこそ、お米にお出汁とそら豆のいい香りが染み込んでとても美味です。
参考にしたレシピ↓

Q4
今回の在店予定がありましたら、お知らせください。

A4
24日(金) 岳が在店します。

平井夫妻のお仕事と出会って4年ほどが経ちました。
そのお仕事を知ったときに、「これはすごい!」とすぐに心に響きました。
それから毎年個展をしていただくようになって、そのたびに我が家に器が加わり、
使う程に、その心地よさにしみじみおいしい時間を過ごしています。漆器ならではの品格がありながら、古くさくない。
もぎたての果実のような(誇張ではないつもり・・)のフレッシュさのある漆器なんですね。
まだ30代半ばにして、まっすぐ漆のお仕事に邁進されるおふたり。
春秋に富む作り手の器、ぜひ、関西の皆様にもお届けしたいと願っています。

平井岳さん、綾子さんのHPはこちら
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インスタグラムはこちらです。
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また、こちらの動画もぜひご覧ください。
おふたりのお仕事の一端に触れていただけるかと思います。