Q1
兵庫県で作陶される竹口要さん。
今展には、どのような作品を出品くださるのでしょうか?
A1
今展は、新色を含む三色の器を出します。
定番色である砂金色・象牙色、そして新色の白練(はくれん)です。
本来の読みは「しろねり」ですが、白蓮の美しさと掛けた造語です。
今の場所に来てから1年半ほどが過ぎました。
神聖な気持ちにさせてくれる場所で、その思いを反映したいと思っていたのが、今回白練という色で実現しました。
フランスアンティークの白い器の色にも近く、厚くかけられた釉はぽってりとして白さと艶感が強くなっています。
釉が変わることでそれぞれが別の器に見える楽しさも味わっていただきたいので、今展では定番の形をメインにしています。
Q2
竹口要さんのお好きな花をふたつ教えてください。
A2
クリスマスローズと蓮が好きです。
私の住む緑豊かな別荘地の森も冬から初春にかけて、色がなく少し寂しい景色になります。
クリスマスローズはその季節にも色を感じさせてくれる数少ない花です。
少し暗くなった世界に可憐なクリスマスローズがあるととても癒されます。
蓮の神聖さと清らかさが好きです。
新色の「白練」を「はくれん」と読ませているのも白い蓮が好きだからです。
色とは繊細で、微妙な色合い、そしてその名前がありますね。
白は特にゆたかに。
象牙色と名付けた白を長く制作されてこられましたが、今回は白蓮となづけた異なる色調の白を出品くださると。
それぞれの美しい白い器を、ぜひ会場でご覧いただければと思います。
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