大野七実さん(陶芸・千葉)伊勢丹展

Q1
大野七実さん、今展には、どのような作品が出品されますか?

A1
色化粧のうつわはお皿や鉢などサイズかたちをさまざまに作りました。
貼花シリーズは春の草花でマグカップを。
壁には新作のお花のレリーフが花開きます。
バラ友でもある作り手の友人とのお茶会の時間にアイデアの種をいただき、今回初めてお菓子の型を作りました。
まだまだ荒削りで使い心地など改良の余地はたくさんですが、こういうことってなんだか楽しいねと思ってご覧いただけましたらうれしいです。

Q2
大野七実さんの好きな花を2つ教えてください。

A2
好きな花はたくさんありますが、やはり薔薇でしょうか。
仕事場の記念樹に姉と植えたバタースコッチは今年で25年になります。
最盛期を過ぎすっかり老木になってしまいましたが、それでも毎年枝を更新しながら命を繋ぎ、今年も赤い新芽がぷくっと伸びてきました。

バラの中でもいちばん好きな種類は原種のロサと呼ばれる小さな可憐なバラです。
一期咲きで春にだけ会える特別な存在。大好きなルイリール、モエシー、今回もいろいろに描きました。

わたしが紋様に描く植物は身近に育てているものがほとんどです。
スノードロップ、水仙、クリスマスローズや、すみれなど…
早春のお庭に次々と顔を出す草花たちの姿からいつも力をもらいます。

毎年初夏に、大ぶりのバラ「バタースカッチ」を抱えて、ヒナタノオトを華やいだ空間にしてくださる七実さん。
バラをはじめ、さまざまな植物を愛する陶芸作家です。

七実さんのメインの作品、色化粧の器を中心に、特に手の込んだ「貼花(ちょうか)技法」での作品も出品くださる予定です。

七実さんの在店は、初日、金、土、日、最終日を予定しています。
この伊勢丹展は4年ぶり!の参加となる七実さんの旬の作品をぜひご覧ください。

大野七実さんのインスタグラムはこちらです。
→ click

・ 状況によって当日入場制限や購入点数の制限をさせていただく場合がございます。
・ 作品には数の限りがございます。売切れの節はご容赦くださいませ。