VANILLAさんの受注会、まもなく!

しんとした寒さの中にも、朝の光や風の匂いに少しずつ春の気配を感じるようになりました。
待ちわびたVANILLAさんの受注会が、今週末、2/8(土)よりはじまります。

《初日ご予約のご案内》
11:00〜11:45 / 12:00〜12:45は、ご予約制とさせていただきます。
https://hinata-vanilla2025ss.peatix.com
現在、12:00〜12:45の回を承っております。(11:00〜11:45は受付終了となりました)
お承り順のお渡しになりますので、ご希望の方はお早めのご予約がおすすめです。

今回のラインナップは、
今年の春夏から爽やかにお楽しみいただける服と、今年の秋冬から暖かにまとえるコート。
撮影会の写真と共に、デザイナーの高野ちえみさんからのコメントをご紹介します。

まずは、チュニック好きの店主、稲垣からのリクエストにお応えくださったお洋服から。

◎ロールカラーチュニック
『ストールやネックレス、ブローチなどの装身具が映えるようにデザインしました。
洋服自体はとてもシンプルで、装身具を纏っていただいてコーディネートが完成するイメージです。
素材はシルキーなタッチのコットンブロード。
襟はロールカラー、袖口は折り返しのダブルカフスです。
襟、カフスともにバイアス(生地を45度で使う)で仕立てているので柔らかな印象です。』

『チュニック丈の足さばきを良くするように両脇には深めのスリットが入っています。』

『うしろはくるみボタンをたくさん並べてアクセントを。』

ストールや装身具と合うデザインとお聞きして、吉田史さんのブローチを襟元に。
すっきりとした襟まわりに品よく映えますね。
ストールも巻いてみたいです。

こちらの生地の名称は、コットンブロード「木いちご」(ブラックベリーでしょうか)と「マッシュルーム」。
この他にリネン生地からもお選びいただけます。

◎セーラーカラーダブルコート
『大好きなセーラーカラーをコートでも楽しみたい!との思いで作りました。
襟ぐりは狭めでPコートを思わせるダブルの打ち合わせ。
大人のセーラーに必要なのはシャープなラインと思っているので襟のカーブはぎりぎりまで控えています。
柔らなフェルトのようなウールで軽やかに仕上がりました。
冬の澄んだ空に明るいブルーのコートが映えると思います。』

『うしろはタックをとって立体感を。』

◎スカラップタックスカート
『甘いスカラップレースなので余計な装飾は入れずにシンプルに仕上げました。』

『幼いころに着てみたかった洋服No.1はこんな白いスカートでした。』

撮影会では、毎回ちえみさんがコーディネートをご提案くださいます。
こちらは黒のトップスに、白いスカート、グレーのソックスに、赤い靴が印象的。
受注会でも、トップスとボトムスの組み合わせや、
例えば、以前オーダーいただいたお洋服にジャケットやコートを合わせる楽しみ、
などもお教えくださることと思います。

◎ドルマンギャザーワンピース
『この水玉を活かすにはどんなデザインがいいかな、をスタートに考えました。
夏に1枚で楽におしゃれに過ごせたら。
涼しさを確保する為に袖ぐりにゆとりを持たせたラグランスリーブで風通し良く。
ギャザーは多すぎると生地をたくさん使って暑苦しくなるので加減しました。
着丈はサンダルでも決まるよう長めのイメージです。』

ふんわりとしたラグランスリーブが涼しげですね。
真夏のお出かけにVANILLAさんのワンピースが着られたら…と思っていたので、
昨年の受注会でのオープンカラーワンピースはとても嬉しく、暑い夏に大活躍でした。
今回はまた新たなデザインで、筆者はこちらのワンピースが気になっています◎

◎セーラーカラーワイドプルオーバー
『こちらも長く作っているプルオーバーの進化版です。
襟の修正はワンピース同様に、身頃も少しゆとりを持たせ、

両脇にスリットを入れて軽やかに仕上げました。』

◎セーラーカラーフレアワンピース
定番のセーラーカラーをブラッシュアップ。
襟ぐりのあき加減や肩に乗るおさまり具合を調整しました。
ワンピースのシルエットも今の気分で着丈長め、フレアたっぷりに。
素材はリネン、盛夏にも心地よく着られるよう糸番手が細く、肌触りもソフトなものを選びました。
麻特有の洗いざらしの素材感が楽しめると思います。

裁断・縫製担当の高野学さん、デザイン・パターン製作・縫製担当の高野ちえみさん。
確かな縫製と心弾むデザイン、お二人の技術が合わさって作られる洋服の着心地のよさは、
動きやすさにもつながり自然と足取りも軽やかに、日々の生活を一層心地よいものに。

生地や丈、ボタン、ボタンホール…など細部に渡ってお応えくださる贅沢な機会。
一着一着、愛着のある洋服になることと思います。

さて、まもなくです!
スタッフも心躍らせながら準備をしています。
皆様のお越しをお待ちしております。

staff:宇佐美智子