ソラノノオト
作品展に寄せて

佐々木ひとみ展 -花園-

2020.01.20

2020年初のヒナタノオトでの展覧会、佐々木ひとみさんの「楽園」。
その作品群の中から8種の草花を選んで、全国の皆様にご覧いただけるようにオンライン展「花園」を構成しました。
お心に留まった作品は、オンラインストア「ソラノノオト」でお求めいただけます。

「石」好きな佐々木ひとみさん。
個性豊かな石から得たインスピレーションから生まれた花があります。

ひとつ目にご紹介するのは、ミモザ。

イエローメノウの石との出会いから、ひとみさんのミモザシリーズが生まれました。
ミモザイエローの粒粒が揺れると、早春のミモザの花の季節に触れるような気がします。

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ヤドリギ
ヨーロッパではよく見かける植物ですが、クリスマスの装飾にもよく用いられます。

「恋人同士がヤドリギの下でキスをすると祝福が受けられる」
「ヤドリギの下で友が出会うと幸せになり、敵が出会うと戦いをやめる」
「ヤドリギは悪から子供を守る魔除けになる」

といった言い伝えもあります。
そんなヤドリギの実の質感に響く石はこちらです。

アパタイトキャツアイ

白蝶貝

ブルーレース
そして、生まれた茎や葉の造形に合わせて、パールや他の魅力的な石が彩られた装身具が作り出されました。

淡水パール

カイヤナイト

華やかな天然石ミックス

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花そのものの造形から「作りたい!」と思われたものにスイセンがあります。

立体感ある蕊(しべ)からスイセンの爽やかな香りが立ち上がってくるようです。

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スミレ。
その名からは美しい色を思い描きますが、日本スミレの造形の妙もひとみさんの創造心をくすぐったようです。

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クローバーは、制作を始められたころから作り続けられている大切なモチーフ。
三つ葉と四つ葉で構成されています。

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楽しい創作理由なのは、ラベンダー。
北海道で展示をする機会に、ラベンダーを創ろう!と思われたそう。

きっかけがこんな愛らしい作品の誕生につながったのですね。

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マーガレットは、菊科の親しみのある花。
ちなみに、デンマークのマーグレーテ女王の名もマーガレットのこと。
スミレちゃん、キクちゃん(小菊ちゃんとか)など花の名は世界中、女性の名に多いですね。

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8つ目の花。
花園の最後にご紹介するのはハナミズキ。
この作品は、線画を書きながら、その線の揺れを作品にしたいと思われたというもの。

 

銀色、金色それぞれの表情が魅力的です。
銀色は、silver925にロジウムコーティング。(酸化による変色があまりありません)
金色は、真鍮に18金コーティングです。
今回ご紹介した作品はほとんどがいずれかですが、一部真鍮のままのもの、silver925のままのものもあります。
それぞれ、オンラインストア「ソラノノオト」では、個別にご案内しています。

こちら、1月21日火曜日午前10時から「ソラノノオト」で販売いたします。
タンポポの綿毛のように、日本橋から全国にお届けできることを願っています。
ソラノノオト」ぜひご覧くださいませ。
→ click

期間限定オンラインExhibition「花園」
佐々木ひとみ装身具展

佐々木ひとみプロフィール

1980年 広島県に生まれる
2002年 広島市立大学芸術学部油絵科卒業
2003年 イギリス サリーインスティテュート ファンデーションコースに通う
2007年 HRD Awards 2007 (アントワープダイヤモンド 国際コンペ)でファイナリスト受賞
2008年 ベルギー アントワープ王立芸術アカデミー ジュエリー科でBA取得後、帰国
2011年 東京都台東区 台東デザイナーズビレッジ内にアトリエを構えて制作
工房からの風 craft in action へ初出展
2014年 台東デザイナーズビレッジ卒業

東京、金沢での制作を経て、現在、広島にアトリエを構えて制作中