ソラノノオト
作品展に寄せて

アトリエの人も、アトリエでない人も

2020.04.30

着心地がよく、きちんと感もあるアトリエシャツ。
VANILLAさんに作っていただきました。

そもそも、コトの始まりは、今年の1月末のこと。
受注会の撮影のため、VANILLAさんのアトリエをお訪ねしたときのことでした。
ちえみさんが着ていらした白いシャツがなんとも着心地よさそうで、
「これは受注会に出るんですか?」とお尋ねしてみたのでした。

ちえみさん、
「いえいえ、これは試作用のシャツなので受注会には出さないですね―。
5年程前に作ったんですよ。
でも、私、アトリエではこればっかり着ているかも!」
なんて、おっしゃいます。

一年中着られて、着るほどに身体になじんで、手放せなくなる縫製のしっかりとしたシャツ。
思わず、これ欲しい!と、リクエストをしてしまいました。

とはいえ、受注制作でスケジュールが目いっぱいなVANILLAさん。
ちょっと考え込まれて、、、だめかしら??と思ったときに、
「数量限定ならば段取りします!」
と優しいお言葉!!
くださったのでした。

そして、このたび納めてくださったアトリエシャツ。
生地は、目の詰まったコットンタイプライター。
この生地、気持ちよくって!と、ちえみさん。
洗いざらして風合いを育ててくださいねと。

(そもそも、コットンタイプライターって、どんな生地?
・タイプライターで打てるほどに、高密度に織られた生地
・タイプライターを打ち込むように、高密度に織られた生地
など諸説あるそうですが、丈夫に織られたパリっと薄手のコットンということですね)

デザインとしては、ラグラン袖と襟元のギャザーが、ふんわりとした着心地と愛らしさのスパイス。
そして、脇のスリットが動きやすさを生み出して、程よくヒップを隠す長さです。

前立て(前のボタンの列)の舌のような部分は、アンティークシャツのデザインから。
おしゃれなアクセントになっています。

赤い糸で留められた高瀬貝のボタンも、シンプルなシャツの素敵ポイントですね。

まったく目立たなくって、縁の下の力持ちだけれど、実は一番の魅力かも?なのは、裏側。
「折伏せ縫い」なので、糸のほつれが出にくく、お洗濯にも強く、肌触りも快適なのです。

袖口もゆったりしているのは、まくったり、下に長袖を着た時にも重宝で、
ここも私のおすすめポイント。

チュニックの長さがお尻までをカバーしてくれるのですが、
チュニックというよりもダンゼン、シャツ!な印象が新鮮です。

いずれ、VANILLAさんの服はデザインに加えて、
縫製技術の専門の手(学さんの手!)による細部の丁寧さが真骨頂。
長く長く着用できる服です。

アトリエシャツ。
アトリエの人も、アトリエでない人も。
Stay homeの今、「アトリエ気分」に捉えて、このシャツの袖を通してみるのはいかがでしょう。
つい、楽でオシャレ気分から遠のきがちですが、
このアトリエシャツをパリっと着て、気持ちもパリっと。
ユルリでパリリ。
いつもの部屋で、創造的に過ごしてみませんか。アトリエ気分で。
そして、自由に外出が楽しめる日々が戻ったら、お出かけ着として、街を颯爽と歩きましょう。

アトリエシャツ。
Mサイズ3点と、Lサイズ2点をご用意しました。

販売は、ヒナタノオトオンラインストア「ソラノノオト」にて。
5月2日土曜日12時から行います。
ソラノノオト → click
ぜひ、ご覧ください。